ブラジリアン柔術
私の趣味のお話です。今から2年半ほど前からブラジリアン柔術を習い始めました。
ブラジリアン柔術とは明治時代に日本の柔道がブラジルに伝わり、独自の進化を遂げたもので、柔道が投げ技に重点をおいているのに対して、ブラジリアン柔術は寝技中心の格闘技です。
極め技としては絞め技や関節技で勝負が決まります。
今から約25年ほど前、アメリカで始まったUFCという何でもありの総合格闘技の大会で一躍有名になったグレイシー柔術もその一つの流派で、名前を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
私は白帯からスタートして、今青帯(白の1個上)を絞めております。
このブラジリアン柔術ですがやってみるととても楽しく、社会人の方に非常におすすめです。
技のバリエーションが非常多く、トリッキーなものも少なくありません! 技を覚えて思った通りにいったときは快感です。
ブラジリアン柔術はよくチェスに例えられ、体力もある程度必要ですが、頭を使った技と技との攻防がその醍醐味です。(返し技なども多く常に相手の裏をかく頭脳戦です)
格闘技の中では安全性も高いと思います。
キックボクシングや空手など 打撃系格闘技は打撲するのが当たり前なのでダメージが翌日の仕事に響く可能性があります。
ブラジリアン柔術も絞め技や関節技を極めますが、少なくとも通常の練習では完全に極まる前に止めます。(それ以上やろうとする人がいたらクレージー扱いされ、注意されるでしょう)
私の通っている道場では私も含めて40代以上が6名おり、練習だけでなく試合に参加したりなど、みんな楽しんでいます。(プロレス黄金時代を観ていた世代です)
寝技中心なので見た目地味に見えるかも知れませんが、ブラジリアン柔術は見て楽しむものというよりは、実際にやって楽しむものだと思います。
「大人の頭を使った格闘技」
皆さんにも興味を持っていただければと思います。